
基本理念【イエス団憲章】
私たちは賀川豊彦献身90年にあたりここに憲章を定める。
賀川豊彦は1909年12月24日に当時の社会的矛盾からくる社会悪とたたかい、最微者(いと小さき者)に仕えるために事業をおこし、多くの賛同者にまもられ今日に至った。
そこで21世紀を生きる私たちイエス団に連なる一同は、イエス=キリストの贖罪愛に触れ、それを実践することを終生貫き通した賀川豊彦の精神を引き継ぐものである。
一、私たちは、賀川豊彦が実践したsettler(地域に生きる人々と共に歩むもの)の精神を引き継ぐ。
一、私たちは、自立と相互扶助を目指した開拓的・実験的事業の精神を引き継ぐ。
一、私たちは、地域を越え、国境を越えて共に生きる平和な世界の実現に努めた精神を引き継ぐ。
1999年12月24日
社会福祉法人イエス団
光の子保育園・保育方針
イエス=キリストが示された愛と奉仕の生き方にならい、賀川精神を継承しつつ、児童福祉の視点から以下の点を目指します。
一、私たちは、子ども一人ひとりが神様からゆだねられた賜物ととらえ、全人格的な成長を育む保育の実践に努めます。
一、私たちは、家庭一つひとつが子どもの背景と位置づけ、その違いを受け止めつつ、共感し合う保育の実践に努めます。
一、私たちは、光の子にかかわるすべての人たちの人権を守り、思いやりと愛を醸し出す保育の実践に努めます。
光の子保育園・保育目標
私たちは、次の6つを目標に定め、日常の保育活動を進めています。
(1) くつろいだ雰囲気の中で、豊かな人間性の育成を図る。
(2) 健康と安全に必要な日常習慣や態度を養う。
(3) 自立の習慣をつけ、協調性など愛の心を育てる。
(4) 自然の美しさや身辺の事象に興味や関心を持たせ、生命の尊さを知らせる。
(5) ことばを正しく豊かに身につけさせる。
(6) 神の恵みを感謝し、進んで表現活動を行い、創造性の芽ばえを養う。